
ディスレキシア(Dyslexia)・難読症・読字障害とも呼ばれます。学習障害の範疇と考えられていて、読み書きは出来るが遅く間違いが多い特徴を持ちます。軽症を含めると人口の6−10%が素因をもっていると報告されています。注意欠陥・多動性障害(ADHD)に伴うこともあります。日本では医師がディスレクシアを扱うことは少ないですが、医師が扱う意味はあると考えています。医師からの意見・診断は教育機関に対して対応を求める際に有用である可能性があります。
軽度の読書障害症例をコンサルティングした経験と、神経・斜視弱視診療の経験から、この障害に関して医師としてコンサルティングを行って行きたいと考えています。