当院では日帰りにて白内障手術を行なっております。院長自身が執刀します。現在の標準としてわずか2.65mmの小さい切開から超音波乳化吸引術を行い折りたたみ眼内レンズを挿入します。院長は白内障手術は平成7年より多くの経験を有します。手術後は院内のベッドで休んで頂いてからお帰り頂き、翌日診察を受けて頂きます。
白内障は目の中の水晶体が白髪になるようなものです。良性のものです。ですから当院では患者さんご本人が不自由であるかどうかが手術のポイントと考えています。視力が多少悪くても本人が困っていない場合は無理に手術は勧めない方針です。私は本人が良ければ一生少々落ちた視力で良いと考えています。もちろん医学的に手術が好ましい場合は説明します(白内障が緑内障を引き起こす場合など)
白内障手術は患者さん本人の気持ちが大事です。手術が完全に上手く行っても手術後一生不満に思う患者さんもいます。それは手術に際して十分本人が納得できなかったからです。人間は心の生き物です。医師との信頼関係が大事ですので、手術まで最低5回は診察を受けていただいてコミニュケーションを取ります。その上でこの医師にやってもらいたいと考えて頂いた上で手術を受けて下さい。